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2025年7月31日
こんにちは。高松市香西本町の歯医者「浮田歯科医院」です。
「インプラント治療は痛そう」と思って治療したいけど怖いと考えている方は多いです。歯科医療の進歩により、現在では痛みを最小限に抑えた治療が可能となっています。
しかし、その一方で、治療方法や選択肢についての理解が不足していると、不安や疑問が募ることもあります。そこで今回は、インプラント治療の基本的な流れと、その選択理由について詳しく解説します。
インプラント治療とは、失った歯を人工的な歯根によって再現する治療法です。そのインプラント治療を詳しく知ることでご検討の材料としてもらえたら幸いです。
インプラント治療とは、歯が欠損した場合にその部分に人工の歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法のことを指します。インプラント治療は自然な見た目と機能を取り戻すことができるため、多くの方々に選ばれています。
なお、当院のインプラント治療では、世界的なシェアと実績を持つストローマン社の製品を使用しています。
しかし、インプラント治療は手術をする必要があるため「痛いのでは?」というイメージを持つ方も少なくありません。以下では、インプラント治療の基本的な流れと、なぜインプラントが選ばれるのかについて詳しく解説します。
インプラント治療は、まず診断と計画を立てるところから始まります。次に、歯科医師が手術を行い、欠損部分に人工の歯根を埋め込みます。この時、麻酔を使用するため、治療自体は痛みを感じることはほとんどありません。
手術後は数ヶ月間、自然な歯のように固定するための骨との結合を待ちます。その後、人工歯を装着し、最終的な調整を行います。
インプラントは、自分の歯と同じように噛むことができ、見た目も自然です。
また、隣接する健康な歯を削る必要がなく、口腔内の健康を維持することができます。さらに、適切なケアを行えば長期間使用することが可能であり、その持続性もインプラントが選ばれる大きな理由の一つです。
ここでは、インプラント治療における痛みについて、具体的な場面やその他の治療との比較を通じて解説します。
インプラント治療は手術を伴うため、一部の患者様は治療中や治療後に痛みを感じることがあります。
しかし、手術時には痛みを最小限に抑えるための麻酔技術が用いられています。そのため、適切な麻酔が行われれば、手術自体は無痛で行うことが可能です。
手術後の痛みについても、医師の指示に従い適切に鎮痛剤を使用すれば、大きな痛みを感じることは少ないと言えます。
他の歯科治療と比較して、インプラント治療はより高度な手術を伴います。そのため、治療後の痛みや腫れ、出血などの症状が出ることもあります。
しかし、これらは一時的なものであり、自然と改善することが多いです。
また、他の歯科治療と同じく、インプラント治療でも適切な麻酔と痛み管理が行われるため、治療そのものが原因で強い痛みを感じることは稀です。
ここでは、インプラント手術中の痛みと、それを緩和するための麻酔の役割について解説します。
インプラント手術は、骨に小さな穴を開けてインプラントを挿入するものです。そのため、手術自体には一定の痛みが伴います。
しかし、適切な麻酔が行われれば、手術中の痛みはほとんど感じないです。実際の痛みの程度は、個々の体質によります。
インプラント手術には、局所麻酔が一般的に用いられます。局所麻酔は、手術部位の神経を一時的に麻痺させることで痛みを感じにくくします。麻酔薬の種類や量は、手術の規模や患者様の体質により異なります。
また麻酔注射時の痛みを軽減するため、麻酔を施す部分に表面麻酔を塗布することもあります。
静脈内鎮静法は、点滴で麻酔薬を投与することで、うとうととリラックスした状態で手術を受けられる方法です。手術中の緊張や不安を大きく和らげることができます。
当院では静脈内鎮静法には対応しておりませんので、内服薬による鎮静以上の方法をご希望される場合は、対応可能な医療機関へ紹介させていただいております。
ここでは、インプラント手術後に起こり得る痛みや腫れの特徴、その期間、そして自宅でできる対処法について詳しく解説します。
インプラント手術後に感じる痛みは、手術部位の組織が回復する過程で起こる自然な反応の一部です。
また、腫れも同様に、体が手術部位を修復するための反応として見られます。一般的に、手術直後から数日間は痛みや腫れが最も強く、その後徐々に軽減していきます。
痛みが続く期間は個人差がありますが、一般的には手術後1週間から2週間で大部分の痛みが和らぐとされています。
当院では、念のため手術当日の夕食後と就寝前に鎮痛薬を服用するようお願いしておりますが、翌朝には痛みが落ち着いていることがほとんどです。実際に翌朝も鎮痛薬を使用される方は、10人中1~2名ほどです。
自宅での対処法としては、医師から処方された痛み止めの服用や、手術部位への冷却が有効です。
また、手術後の数日間は、頭を高くして寝ることで腫れを軽減することが可能です。なお、痛みが長期間続く場合や、予想以上に強い痛みを感じる場合は、すぐに歯科医院に連絡してください。
ここでは、インプラント治療後の痛みが長引く主な原因と、それに対する対策について解説します。
インプラント治療後に痛みが長引く一つの原因として、インプラント周囲炎や感染症が挙げられます。これらは、手術部位の衛生状態が悪化することで起こり得ます。
痛みや腫れ、出血などが見られた場合は、早急に歯科医院を受診し、適切な治療を受けることが重要です。
また、インプラントと自然の歯とのかみ合わせが不適切な場合も、痛みが長引く原因となり得ます。この場合、インプラントの位置調整や、咬み合わせを改善する治療が必要となることが多いです。
インプラント治療後の痛みが長引く場合、それは何らかの問題を示している可能性があります。特に、痛みが強い、腫れや出血がある、噛むと痛むなどの症状がある場合は、早急に歯科医院を受診することをおすすめします。
適切な時期に専門的な治療を受けることで、問題が深刻化するのを防ぎ、痛みを早期に軽減することが可能です。
ここでは、インプラント治療における痛みについての誤解と、その不安を解消するためのポイントについて解説します。
インプラント治療が必ず痛いという誤解は、手術という言葉からくるものかもしれません。
しかし、現代の歯科医療は、局所麻酔を用いて治療部位の感覚を一時的に鈍くすることで、手術中の痛みを感じにくくしています。
痛みへの不安を解消するためには、まず医師とのコミュニケーションが重要です。治療前には、手術の流れや痛みに対する対策について十分に説明を受けることをおすすめします。
また、手術後の痛みについても、適切な痛み止めの使用や、適度な休息、食事の工夫などにより、痛みを最小限に抑えることが可能です。治療に対する不安や疑問がある場合は、遠慮せずに医師に相談しましょう。
インプラント治療では、必ずしも痛みを感じるわけではないです。麻酔処置をするため、手術中はほとんど痛みを感じないことが多いです。
また術後に痛みや腫れが生じることがありますが、一時的なもので処方された薬を正しく飲み、安静にしておくと1週間から2週間程度で徐々に薄れていきます。それでも、痛みが不安ということであれば歯科医院へ相談してみましょう。
インプラント治療を検討されている方は、高松市香西本町の歯医者「浮田歯科医院」にお気軽にご相談ください。
当院では虫歯や歯周病がなくなるような歯科医療を目指しており、治療のためでなく治療しなくてすむために、歯科医院に通っていただきたいと思います。