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歯周病の原因とは?知らないと損するリスクと今すぐできる対策を徹底解説

2025年8月28日

歯周病の歯茎の状態

こんにちは。高松市香西本町の歯医者「浮田歯科医院」です。

歯磨きのときに出血があったり、口臭が気になったりした経験はありませんか。「たいしたことないだろう」と見過ごしがちですが、それは歯周病のサインかもしれません。

歯周病は、成人が歯を失う最大の原因でありながら、痛みなどの自覚症状がないまま静かに進行します。気づいたときには手遅れ、ということにもなりかねないため、正しい知識と早期の対策が不可欠です。

この記事では、歯周病の主な原因や進行段階ごとの症状、ご自身でできる予防法について詳しく解説します。歯科医院での治療法もご紹介しますので、お口の健康を長く守りたい方はぜひ参考にしてください。

歯周病とは

歯周病の歯周ポケットを検査する様子

歯周病とは、歯そのものではなく、歯を支えている歯ぐきなどの周囲の組織に炎症が起こる病気です。

進行すると歯ぐきの腫れや出血だけでなく、歯を支える骨が溶けてしまい、最終的には歯を失う原因にもなります。初期は自覚症状が乏しいため、気づかないうちに進行することが少なくありません。

歯周病と虫歯の違い

歯周病と虫歯は、どちらも口腔内の細菌が関与しますが、影響を受ける部位や進行の仕方が異なります。虫歯は主に歯そのものが溶ける病気で、痛みを伴うことが多いのに対し、歯周病は歯を支える組織が破壊される点が特徴です。

また、歯周病は痛みが出にくく、歯ぐきの腫れや出血、口臭などが主なサインとなります。

歯周病の進行メカニズム

歯周病は、歯と歯ぐきの間にたまったプラーク(歯垢)内の細菌が原因で発症します。細菌が出す毒素によって歯ぐきに炎症が起こり、やがて歯周ポケットが深くなります。

進行すると、歯を支える骨が徐々に溶け、最終的には歯がぐらついて抜けてしまう場合もあります。適切なセルフケアと定期的な歯科受診が、進行を防ぐために重要です。

歯周病の主な原因

歯周病の主な原因であるプラークにたまった歯周病菌

歯周病の主な原因について、具体的なメカニズムや注意点をわかりやすく解説します。

歯周病菌とプラーク(歯垢)

歯周病の最大の原因は、歯と歯ぐきの境目に付着するプラーク(歯垢)です。プラークは、食べかすや細菌が集まってできる白っぽい粘着性の物質で、適切な歯みがきが行われないと短期間で形成されます。

プラーク内には歯周病菌が多く含まれており、これらの細菌が歯ぐきに炎症を引き起こすことで歯周病が進行します。毎日の丁寧なブラッシングや、歯科医院での定期的なクリーニングが重要です。

歯石の蓄積による影響

プラークが除去されずに残ると、唾液中のミネラルと結びついて硬い歯石へと変化します。歯石は一度付着すると家庭でのケアでは取り除けず、歯科医院での専門的な処置が必要です。

歯石の表面はざらついており、さらにプラークが付きやすくなるため、歯周病のリスクが高まります。歯石の蓄積を防ぐためにも、定期的なプロフェッショナルケアが推奨されます。

歯周ポケットの形成

歯周病が進行すると、歯と歯ぐきの間に「歯周ポケット」と呼ばれる溝が深くなります。このポケット内は細菌が繁殖しやすい環境となり、炎症や組織の破壊が進行しやすくなります。

歯周ポケットが深くなると、通常の歯みがきでは十分に清掃できなくなり、歯周病の悪化につながる可能性があります。早期発見と適切な治療が大切です。

間接的な歯周病の原因

間接的な歯周病の原因であるストレスを抱えた女性

歯周病は細菌感染だけでなく、さまざまな間接的な要因によっても発症や進行が促されることがあります。

生活習慣(喫煙・ストレス・食生活)

喫煙は歯ぐきの血流を悪化させ、歯周組織の修復力を低下させることが知られています。

また、ストレスが続くと免疫力が低下し、歯周病菌への抵抗力が弱まる可能性があります。

さらに、糖分の多い食事や不規則な食生活は、口腔内の細菌バランスを崩し、歯周病のリスクを高めることが考えられています。

全身疾患や薬の影響

糖尿病や心疾患などの全身疾患は、歯周病の発症や悪化に影響を及ぼすことがあります。特に糖尿病は、血糖コントロールが不十分な場合、歯周組織の炎症が起こりやすくなります。

また、一部の薬剤(降圧薬や免疫抑制剤など)は、唾液の分泌を減少させたり、歯肉の腫れを引き起こすことがあり、間接的に歯周病のリスクを高める要因となります。

加齢や遺伝的要因

年齢を重ねると歯ぐきや歯を支える骨が弱くなり、歯周病が進行しやすくなる傾向があります。さらに、遺伝的な体質によっては、歯周病にかかりやすい方もいるとされています。

ご自身やご家族に歯周病の既往がある場合は、より注意深いケアが重要です。

歯周病の症状と進行段階

歯周病の症状が進んだ様子

歯周病は進行性の疾患であり、症状や進行段階を正しく理解することが早期発見・予防に役立ちます。

初期症状とセルフチェックのポイント

歯周病の初期段階では、歯ぐきの腫れや赤み、歯磨き時の出血といった症状が現れることがあります。

痛みを伴わないことが多いため、気付きにくいのが特徴です。鏡で歯ぐきの色や形を観察し、歯磨き後に出血がないか確認することがセルフチェックのポイントとなります。口臭が気になる場合も、歯周病のサインの一つとされています。

歯肉炎から歯周炎への進行

初期の歯肉炎が進行すると、歯と歯ぐきの間に歯周ポケットが形成され、歯周炎へと移行します。この段階では、歯ぐきが下がったり、歯が浮いたような感覚が出ることもあります。

歯周ポケットの深さが増すと、歯を支える骨が徐々に吸収され、歯の動揺が目立つようになります。進行を防ぐためには、定期的な歯科受診が重要です。

重度歯周病のリスク

重度の歯周病では、歯を支える骨が大きく失われるため、歯が抜け落ちるリスクが高まります。

また、歯周病は糖尿病や心疾患など全身の健康にも影響を及ぼす可能性が指摘されています。重度になる前に、早期発見と適切なケアを心がけることが大切です。

歯周病の予防と自宅でできるセルフケア

歯周病の予防と自宅でできるセルフケア用品

歯周病を予防し、健康な口腔環境を維持するためには、日々のセルフケアと生活習慣の見直しが非常に重要です。

正しい歯磨きとデンタルケア用品の選び方

歯周病予防の基本は、歯垢をしっかり除去することです。歯ブラシは自分の口の大きさや歯並びに合ったものを選び、毛先が広がっていないか定期的に確認しましょう。

歯磨きは1日2回以上を目安に、歯と歯ぐきの境目を意識してやさしく磨くことが大切です。また、歯間ブラシやデンタルフロスを併用することで、歯と歯の間に残る汚れも効果的に取り除くことができます。

歯磨き粉は、歯周病予防成分が配合されたものを選ぶとよいでしょうが、刺激が強すぎないかも確認しましょう。

生活習慣の見直しポイント

歯周病のリスクを下げるには、生活習慣の改善も欠かせません。バランスの良い食生活を心がけ、特にビタミンCやカルシウムなど歯ぐきの健康に役立つ栄養素を意識して摂取しましょう。喫煙は歯周病の進行リスクを高めるため、禁煙が推奨されます。

また、ストレスや睡眠不足も免疫力の低下につながり、歯周病のリスクを高める可能性があります。定期的な歯科検診も、早期発見・早期対策のために重要です。

歯周病の治療法と治療後の注意点

歯周病の治療の様子

歯周病の治療法や治療後に気をつけるべきポイントについて、具体的に解説します。

歯科医院での治療方法の種類

歯周病の治療は、進行度や個々の状態によって異なります。主な治療方法には、歯石やプラークを取り除くスケーリングやルートプレーニング、歯周ポケットの深さを改善する外科的処置などがあります。

初期の段階では、歯科衛生士による専門的なクリーニングやブラッシング指導が中心となり、進行している場合は歯周外科手術や再生療法が検討されることもあります。

治療内容は歯科医師が口腔内の状態を確認した上で提案されます。

治療にかかる費用と期間の目安

歯周病治療にかかる費用や期間は、症状の進行度や選択する治療方法によって大きく変わります。

保険診療の範囲であれば、基本的なクリーニングやスケーリングは数千円程度で受けられます。

一方で、外科的な処置や歯周組織の再生療法といった高度な治療は自費診療になることが多く、その場合は数万円以上かかるケースもあります。

治療にかかる期間も、軽度であれば数回の通院で改善が見込めることがありますが、進行が進んでいる場合には数か月から半年以上にわたる治療が必要になることも少なくありません。

実際の費用や期間は個々の症状によって異なるため、事前に歯科医院でしっかり確認しておくことが大切です。

再発を防ぐためのアフターケア

歯周病は再発しやすい疾患のため、治療後も継続的なケアが重要です。毎日の正しい歯磨きやデンタルフロスの使用、定期的な歯科検診とプロフェッショナルクリーニングが推奨されます。

生活習慣の見直しや、喫煙者の場合は禁煙も再発予防に有効とされています。自身でのセルフケアと歯科医院でのメンテナンスを両立することが、再発防止につながります。

まとめ

健康的な生活を送り歯周病を予防する女性

歯周病は歯ぐきや歯を支える組織が炎症を起こす病気で、主な原因は歯垢や歯石に含まれる細菌とされています。

また、喫煙やストレス、糖尿病などの生活習慣や体調も影響を与える場合があります。

歯周病は初期には自覚症状が少なく、進行すると歯のぐらつきや抜け落ちにつながる可能性があるため、日々の歯磨きやデンタルフロスによるセルフケア、定期的な歯科検診が重要です。治療後も再発予防が大切です。

歯周病治療を検討されている方は、高松市香西本町の歯医者「浮田歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院では虫歯や歯周病がなくなるような歯科医療を目指しており、治療のためでなく治療しなくてすむために、歯科医院に通っていただきたいと思います。
当院のホームページはこちらネット予約も受け付けておりますので、ご活用ください。

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