浮田歯科医院
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入れ歯の種類と選び方!自分に合った入れ歯を見つける方法

2025年12月17日

様々な種類の入れ歯

こんにちは。高松市香西本町の歯医者「浮田歯科医院」です。

入れ歯は、歯を失った場合に噛む機能や話す機能、見た目を回復させるために重要です。プラスチック製の入れ歯や金属製の入れ歯など、さまざまな入れ歯があり、機能性や見た目、費用などが異なります。

「入れ歯にはどんな種類があるの?」「どのように選べばいいの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、入れ歯の種類や特徴、選び方のポイントについて解説します。自分に合った入れ歯を見つけるために、ぜひ参考にしてください。

入れ歯の種類

入れ歯について説明を受ける様子

入れ歯の種類は、大きく分けて保険適用の入れ歯と自費の入れ歯があります。ここでは、それぞれの入れ歯の特徴について解説します。

保険の入れ歯

保険適用の入れ歯は、基本的にレジンと呼ばれるプラスチック素材で作られています。保険の入れ歯のメリットは、経済的な負担を抑えられる点です。

ただし、プラスチック素材のため、経年劣化や色素の濃い飲食物によって変色しやすいという特徴があります。耐久性を高めるために歯茎部分に厚みを持たせて作る必要があり、装着時に違和感を覚えやすいのもデメリットです。吸着力が低く、外れやすいと感じる方も少なくありません。

部分入れ歯の場合は、レジンでできた人工歯と歯茎の部分に、金属製のバネ(クラスプ)がついています。失った歯の両隣の歯にクラスプを引っ掛けて入れ歯を固定する仕組みです。

そのため、金属のバネが目立つことを気にする方もいます。また、バネの部分に汚れがたまりやすく、虫歯になりやすい点にも注意が必要です。

自費の入れ歯

自費診療の入れ歯は、より高品質な素材や高度な技術を用いて製作されます。保険適用外であるため費用は高額になりますが、装着感や審美性、耐久性、義歯の適合性などの面で大きなメリットがあります。

金属床義歯

金属床義歯は、入れ歯を装着した場合の口の中の天井部分(床)に金属を使用した入れ歯です。レジン(プラスチック)製の入れ歯と比べて、薄く軽量なため、装着時の違和感を覚えにくいです。熱伝導性に優れているため、飲食物の温度を感じやすいという利点もあります。

人工歯や歯茎の部分にはレジンが使われており、口を開けてすぐに金属部分が見えるわけではありません。ただし、口蓋(口の中の天井部分)が見えるほど大きく口を開けると、金属が目立つ場合があります。

また、金属アレルギーを起こしにくいチタンやコバルトクロムなどが使われますが、金属アレルギーの症状を引き起こす可能性もゼロではありません。金属アレルギーが心配な方は、歯科医師に相談しましょう。

マグネット義歯

マグネット義歯は、入れ歯と残っている歯をマグネットで固定する入れ歯です。磁石の力で安定して固定できるため、話したり食べたりしてもずれる心配がほとんどありません。

金属のクラスプなしで装着できるため、自然な見た目になりやすいです。一般のマグネットをくっつけたり外したりするように、簡単に着脱ができます。

ただし、磁石がくっつく先の金属を取り付けるために、残っている歯を削らなければならないのはデメリットでしょう。金属を使用するため、金属アレルギーの方はほかの入れ歯を選ぶ必要があります。

ノンクラスプデンチャー

ノンクラスプデンチャーは、歯茎に近い部分に合うように作られた特殊な樹脂で入れ歯を装着するタイプの義歯です。

歯茎の部分が薄く、金属のバネも使用しないため、入れ歯であることが気づかれにくい仕上がりになります。自然な見た目を重視する方にとっては大きなメリットといえるでしょう。

ただし、ノンクラスプデンチャーは特殊な樹脂を使用しているため、耐久性にはやや劣ります。個人差はありますが2〜3年程度が寿命といわれており、使用状況によっては早期に交換が必要になる場合もあります。

シリコン義歯

シリコン義歯とは、クッション性の高いシリコンを歯茎に接する部分に使用した入れ歯です。歯茎との接地面にシリコンを使用することで、義歯が歯茎に強い圧力がかかっても痛みを生じにくくなり、快適に装着できるようになります。

また、シリコンが歯茎に吸着するため、ずれ落ちる心配がほとんどありません。

入れ歯の選び方

入れ歯の選び方を紹介する女性

入れ歯は、一度作製すると長期間使用することになるため、自分に合ったものを選ぶ必要があります。ここでは、入れ歯を選ぶ際に重要なポイントを解説します。

予算

入れ歯の費用は、使用する素材や製作工程によって大きく異なります。保険適用の入れ歯は費用を抑えられますが、耐久性や装着感、見た目の良さは、一定の範囲内でしか作製できません。

一方で、自費診療の入れ歯は高額になりますが、自然な見た目や使い心地の良さが期待できます。ご自身の予算と、優先順位を明確にしたうえで検討しましょう。

審美性

見た目の自然さは、多くの方が気になるポイントでしょう。人から入れ歯だと気づかれるのを恐れて、人とのコミュニケーションを避けたり、あまり笑わなくなったりする方も少なくありません。

審美性を重視する場合、金属を使用しないノンクラスプデンチャーが選ばれることが多いです。ただし、耐久性は高くないため、交換頻度が増えると費用が高額になる場合があります。費用とのバランスを考慮しながら検討しましょう。

機能性

入れ歯は見た目だけでなく、しっかり噛めることや、発音がしやすいことも重要です。保険の入れ歯でも歯の基本的な機能は補えますが、自費の入れ歯では人工歯の精度を高められるため、より自然な使用感が得られることがあります。

例えば、金属床義歯では床部分に金属を使用しているため、食べ物の熱さ・冷たさを感じやすいです。シリコン義歯では歯茎と接する部分にシリコンを使用しているため、レジンと比べて入れ歯がずれにくく、しっかりと噛める傾向にあります。

耐久性

保険の入れ歯は金属床の入れ歯に比べると強度が低く、破損しやすい傾向にあります。一方で、金属床義歯やノンクラスプデンチャーは、レジンに比べると割れにくいです。

保険適用のレジン床義歯は、調整や修理がしやすい特徴もあるので、ご自身の希望も考慮して選択しましょう。

入れ歯を快適に使用するためのポイント

入れ歯を快適に使用するためのポイントを伝える女性

ご自身に合う入れ歯を選択できたとしても、快適に使用できなければ心理的なストレスが蓄積されるかもしれません。入れ歯を快適に使用するためには、日常のケアや使い方にも注意が必要です。

ここでは、入れ歯を快適に使用するためのポイントについて解説します。

入れ歯を正しく装着する

入れ歯を装着するときは、歯の形に合わせて正しく装着しましょう。ぴったり装着しないまま使用すると、食事や会話中に入れ歯が不安定になり、ずれたり落ちたりすることがあります。

初めて装着した際や数年ぶりに新しい入れ歯を作った際には、特に注意して装着しましょう。鏡を見ながら、正しい方法で装着するようにしてください。

入れ歯を清潔に保つ

入れ歯の快適な使用において最も重要なのが、日々の清掃とメンテナンスです。汚れや食べかすが残ると、入れ歯の装着感を損なうだけではなく、口腔内のトラブルの原因にもなります。

食後は必ず入れ歯を外し、水で軽くすすいでください。入れ歯の専用ブラシと洗浄剤を使い、丁寧に清掃します。通常の歯ブラシで磨くと、入れ歯を傷つけるおそれがあるため、できれば入れ歯専用の歯ブラシを使うのが望ましいです。

入れ歯の劣化や口腔内のトラブルを防ぐために、毎日のメンテナンスを丁寧に行いましょう。また、就寝時は、入れ歯を外して歯茎を休ませるようにしてください。

硬い食べ物や粘着性の高い食べ物を避ける

入れ歯の破損やズレを防ぐために、せんべいやナッツなどの硬いものや、ガムやキャラメルなどの粘着性の高い食べ物は避けましょう。入れ歯を装着し始めて慣れるまでは、柔らかく食べやすいものから始めると良いでしょう。左右のバランスを意識して噛むことで、入れ歯に均等に力がかかり、安定しやすくなります。

また、一口の量を減らして小さく噛み切ることも、ズレや痛みを防ぐのに効果的です。

定期的に歯科医院でメンテナンスを受ける

入れ歯がずれて合っていないと感じたときは無理に使い続けず、早めに歯科医院を受診しましょう。入れ歯がずれると噛み合わせが悪くなったり、口内炎ができたりする恐れがあります。

歯科医院でメンテナンスを定期的に受けることで、違和感がある時点で修正やお手入れを行えます。お口に合った入れ歯を長く使い続けることにつながるでしょう。

まとめ

入れ歯を指さして笑顔を見せる高齢女性

入れ歯には大きく分けて、保険適用のものと自費診療のものがあり、それぞれに特徴があります。入れ歯を選ぶ際は、見た目の自然さだけでなく、しっかり噛めて会話ができる機能性や、日々のお手入れのしやすさも考慮しましょう。

入れ歯を長く快適に使うには、毎日の清掃や歯科医院でのメンテナンスが大切です。また、入れ歯のズレや破損を防ぐために、硬い食べ物や粘着性の高い食べ物を避け、やわらかいものから食べるとよいでしょう。

どの入れ歯がご自身に合っているかは、口腔内の状態や普段の食事の状況によっても異なります。長く快適に使い続ける入れ歯を選ぶために、信頼できる歯科医院で相談しましょう。

入れ歯治療を検討されている方は、高松市香西本町の歯医者「浮田歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は虫歯や歯周病がなくなるような歯科医療を目指しています。治療のためでなく、治療しなくてすむために歯科医院に通っていただけるよう、日々さまざまな診療を行っています。

当院のホームページはこちらネット予約も受け付けておりますので、ご活用ください。

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