浮田歯科医院
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インビザラインのマウスピースが浮くのはどうして?原因と対処法

2026年1月21日

インビザラインのマウスピースが浮くのはどうしてか模型で説明する歯科医

こんにちは。高松市香西本町の歯医者「浮田歯科医院」です。

インビザラインは、装置が目立ちにくく快適な矯正治療として多くの人に選ばれています。

しかし、治療中にマウスピースが浮くといったトラブルを経験することも少なくありません。マウスピースが歯にぴったりフィットしない状態が続くと、治療効果に悪影響を及ぼす可能性もあります。

このようなトラブルは、治療の過程や日常生活での些細な行動が原因となって起こることがあるため、早めに原因を特定し、適切な対処を行うことが重要です。

この記事では、インビザラインで使用する装置が浮く原因とその対処法について、わかりやすく解説していきます。これからインビザライン治療を受ける方は、ぜひ参考にしてください。

インビザラインとは

インビザラインのマウスピースのイメージ

インビザラインは、透明なマウスピース型の矯正装置を使用して歯並びを整える矯正方法の一つです。ワイヤーやブラケットを使用する従来の矯正治療と比べて、見た目が自然でありながらも、計画的に歯を移動させることができるため、特に成人を中心に人気を集めています。

患者さんごとにオーダーメイドで作製されるマウスピースを段階的に交換しながら歯を動かしていきます。1日に20〜22時間装着する必要があり、決められたタイミングで交換していくことが、理想的な治療効果を得るためには不可欠です。

インビザラインのマウスピースが浮く原因

インビザラインのマウスピースにゴムかけしたイメージ

マウスピースが歯にしっかり密着しない場合、いくつかの理由が考えられます。それぞれの原因を詳しく見ていきましょう。

マウスピースを交換した直後

新しい段階のマウスピースに切り替えたばかりのとき、まだ歯がその形に追いついておらず、ぴったりはまらないように感じることがあります。これは、歯の動きがこれから始まる段階であるため、マウスピースと歯の位置にズレが生じているためです。

装着を継続することで、徐々に歯がマウスピースの形に沿って移動し、自然にフィットしていくケースがほとんどです。数日経っても改善されないようであれば、別の原因があるかもしれません。

装着時間が不足している

治療に使用する装置は、1日20〜22時間装着する必要があります。

装着時間が足りていないと、歯の移動が遅れ、次のマウスピースがうまく合わなくなることがあります。日常生活のなかで装着を忘れる時間が増えると、歯が計画通りに動かず、結果として歯列との間に隙間ができやすくなるのです。

歯列矯正を効率よく進めるには、決められた時間しっかりと装着し続けることが大切です。

マウスピースが変形している

マウスピースは繊細な素材で作られており、高温や強い力によって形が変わることがあります。たとえば、熱湯で洗浄したり、炎天下の車内に放置したりすると、変形することがあります。また、強く噛む癖があると、マウスピースに圧力がかかり、微妙に歪むこともあるでしょう。

変形すると本来の位置にフィットせず、歯と装置の間に浮きが生じる原因となります。

交換時期を守れていない

インビザラインでは、マウスピースを決められたスケジュールに従って交換することで、歯を段階的に移動させていきます。

しかし、タイミングを守らず早めたり遅らせたりすると、マウスピースが歯にしっかり合わなくなることがあるのです。治療の効果を最大限に引き出すには、歯科医師の指示通りにマウスピースを交換することが重要です。

正しく着脱できていない

マウスピースの取り外しや装着が適切に行われていない場合、歯にきちんと密着せず、浮いたような状態になることがあります。特に装着時には、前歯から奥歯まで均等に押し込む必要がありますが、力の入れ方が不十分だと奥歯がしっかりはまらないことがあります。

また、取り外す際に片側だけ強く引っ張ると、マウスピースが歪む可能性もあるため、両手を使ってバランスよく扱うことが大切です。

ゴムの力が強い

インビザライン治療では、歯の動きを補助する目的でゴムを使用することがあります。

このゴムは上下の歯に力をかけて噛み合わせを調整するために使われますが、強い力が加わるとマウスピースが引っ張られ、正しい位置からずれることがあります。その結果、歯とマウスピースの間に隙間ができ、浮いているように感じられる場合があるのです。

ゴムの種類やかけ方によって力のかかり方は変わるため、違和感があるときは歯科医師に確認することが大切です。

マウスピースが浮いたままだと

浮いたマウスピースを指で触るイメージ

マウスピースが歯にしっかりフィットしていない状態を放置すると、さまざまな悪影響が出る可能性があります。

まず、歯が計画通りに動かなくなり、治療が予定よりも長引く恐れがあります。歯が設計された位置に正確に移動できなければ、次の段階のマウスピースとの適合も悪くなり、治療全体にズレが生じることがあります。

また、マウスピースが浮いた部分に食べかすや唾液が入り込みやすくなり、口腔内の衛生状態が悪化する原因にもなります。これにより、虫歯や歯肉炎になるリスクも高まるでしょう。

さらに、マウスピースが正しく装着されていない状態では、圧力が均等にかからず、歯に違和感や痛みが生じる場合もあります。

快適に治療を進めるためには、マウスピースが常に適切にフィットしている状態を保つことが大切です。少しでも異変を感じた場合は、そのままにせず、早めに確認や対応を行うことが望まれます。

インビザラインのマウスピースが浮くときの対処法

インビザラインのマウスピースが浮いて歯科医に相談する患者

マウスピースがフィットしないと感じたときには、原因を見極めて適切に対応することが大切です。ここでは、具体的な対処法を4つご紹介します。

装着時間や交換時期を守る

インビザライン治療では、マウスピースの装着時間と交換時期を守ることが、歯を計画通りに動かすための基本になります。

装着時間が足りないと、歯の移動が不十分となり、マウスピースが合いにくくなる場合があります。また、早すぎる交換や遅れも歯の位置と装置のずれにつながり、浮きを感じる原因となります。

日常的に意識して装着する習慣をつけ、スケジュールを管理することで、治療の精度が高まります。

正しい方法で着脱する

適切な手順で着脱することで、マウスピースのフィット感を保ちやすくなります。無理な力が加わると、装置が変形したり歪んだりするおそれがあるため、丁寧に扱うことが大切です。日々の着脱の仕方を見直すことで、装置の浮きを防ぐことにつながります。

1つ前のマウスピースに戻す

新しいマウスピースが明らかに合わず、浮いた感じが続く場合は、直前に使用していたものに一時的に戻す方法があります。前の段階の装置で再びフィット感を整え、歯が追いついた段階で次の装置に進むことで、無理なく移行できるケースがあります。

ただし、この対応は自己判断ではなく、事前に歯科医師の指示を仰いでから行うことが大切です。

歯科医師に相談する

マウスピースの浮きが長引く、または明確な原因がわからない場合には、早めに歯科医院で診てもらうことが大切です。専門的な診断によって、マウスピースの状態や治療の進行状況が適切かどうかを確認できます。必要であれば、調整や再作製などの対応も可能です。

少しの違和感でも放置せず、不安があるときは遠慮なく相談することが重要です。

まとめ

インビザラインで美しい歯並びになった笑顔の女性

インビザラインのマウスピースがうまくフィットしないときは、装着時間や交換スケジュール、取り扱い方など、日々の習慣を見直すことが重要です。

マウスピースが歯に密着していない状態が続くと、計画された歯の動きがうまく進まず、治療期間が延びたり、仕上がりに影響が出たりする可能性があります。原因を正しく理解し、適切に対処することで、多くのトラブルは回避できます。

装着感に違和感がある場合は、自分だけで判断せず、早めに歯科医師に相談することが安心につながります。日常的に丁寧にマウスピースを扱い、決められたルールを守ることが、期待していた治療結果を得るための近道です。

インビザラインを検討されている方は、高松市香西本町の歯医者「浮田歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、虫歯や歯周病がなくなるような歯科医療を目指しています。治療のためでなく、治療しなくてすむために歯科医院に通っていただけるよう、日々さまざまな診療を行っています。

当院のホームページはこちらネット予約も受け付けておりますので、ご活用ください。

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