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2025年12月31日
安心して治療を受けていただくために
— 当院のカウンセリングと診療体制について —
日々、多くの患者さまにご来院いただき、心より感謝申し上げます。
現在、ありがたいことに予約が大変混み合っており、治療枠が先まで埋まりやすい状況が続いています。そのため、よりスムーズで確実な治療を行うために、当院ではカウンセリング体制と治療説明の流れを大切にしています。
今回は、最近あった出来事をもとに、当院がどのような理由でこの体制を取っているのか、そして患者さまに安心して治療を受けていただくために何を心がけているのかをお伝えしたいと思います。
ある患者さまが、保険の被せ物(単冠)の型取りのためにご予約されていました。
ところが、2本の歯の間に抜歯が必要な残根が残っていたため、そのまま単冠を2本入れても、真ん中の残根が原因で
という問題点がありました。
そのため、当院としては事前に「残根を抜歯してからブリッジにする方が良い」とトリートメントコーディネーターよりお伝えしましたが患者さんが残根を抜きたくないと言われ単冠での治療に計画変更となっていました。治療当日に、担当医が型取り前に本日の治療内容確認として単冠の型取りを説明し、連結冠やブリッジはできないと話したところ、連結してほしいと言い始め、「抜かずにブリッジにしてほしい」とご希望され、方針のすり合わせができなかったため、型取りは一旦中止となりました。
■ 当院のトリートメントコーディネーターが大切にしていること
この患者さまには、トリートメントコーディネーター(TC)がすでに2回カウンセリングの時間を取り、丁寧にご説明していました。
これらの内容はすべて、サブカルテ(記録)に明確に残しています。
それでもなお「抜きたくない」という患者さまの強いご意向があったため、予約では「単冠の型取り」でお取りしていました。
当院は治療の予約が取りづらい状況が続いており、 1つの枠が他の患者さまの大切な時間になります。
こういった事態は、次の患者さまの待ち時間が長くなったり、計画していた治療が進まなくなったりと、さまざまな影響が生じてしまいます。もちろん患者さまに落ち度があるという意味ではなく、より良い治療を円滑に進めるために「事前の話し合い」がとても大切なのです。
私(院長)が直接カウンセリングを行うのは、
など、症例ごとに患者さまの希望を慎重にすり合わせる必要がある治療です。
一方で、一般治療(虫歯治療や単冠・ブリッジなど)の方針説明は、TCが詳細にお話ししたうえで、必要な時は医師に確認を上げる体制を取っています。
これは、私が診療中に長時間の説明を行うと、どうしても診療枠が埋まり、必要な治療が順番にできなくなってしまうためです。TCは、当院の治療方針や治療の流れについて深く理解しており、患者さまが安心して聞けるようやさしく丁寧にご説明します。TCで対応できない内容や判断が必要な場合は、必ず私にフィードバックをもらい、次回カウンセリングを調整しています。
ときどき、「言った」「言わない」「聞いていない」といった認識のズレが生じることがあります。
医療側としても、できる限り記録を残し、丁寧に対応していますが、治療の選択が複雑なケースでは、ご本人だけでは判断が難しい場合もあります。そのような時は、ご家族に一緒に来ていただくことをおすすめしています。
治療は患者さまにとって大きな決断ですので、サポートがある方が安心して選んでいただけることが多いからです。
当院が大切にしているのは、「患者さまが納得し、安心して治療を選べること」です。
そのために、医師だけではなく、トリートメントコーディネーターやスタッフ全員で、説明や記録、準備を丁寧に行っています。
治療の予約が取りづらい状況が続いており、ご不便をおかけすることもありますが、1つひとつの治療を確実に、長持ちし、後悔のない選択にしていただくための体制としてご理解いただければ幸いです。
わからないこと、不安なこと、迷ってしまうことがあれば、どうぞ遠慮なくお声がけください。私たちは、患者さまが納得し、安心できる治療のために、これからも誠実に取り組んでまいります。
| 診療時間 | |
|---|---|
| 月火水金土 | 9:00〜13:00/14:00〜18:00 |
| 木・日・祝 | 休診 |
※祝日ある週については木曜営業